FXを始めたけど「なかなか勝てない」「やればやるほど資金が減っていく」——。
そんな悩みを抱えていませんか?
実は、FXで継続して勝てる人は全体の1〜2割程度と言われています。
この記事では、初心者が特にハマりやすい5つの落とし穴と、それぞれの対処法をわかりやすく解説します。
FX初心者が勝てない原因①:感情で取引してしまう
「なんとなく上がりそうだからエントリーした」
「負けが続いて焦って取引した」
こうした“感情的なトレード”は、FXで勝てない大きな原因です。
とくに多いのが「ポジポジ病」と呼ばれる、根拠のない頻繁なエントリー。
対策
- エントリー条件をルール化(例:「移動平均線を抜けたら買い」など)
- 1日〇回までと取引回数に上限を設定
- トレード理由を毎回記録
原因②:損切りができない(または遅い)
含み損のポジションを持ち続けて「もう少しで戻るかも…」と期待する。
結果、大きく損失が膨らむ——これも多くの初心者が経験する失敗です。
損失を認められずに持ち続け、大損するケースが非常に多いです。
対策
- エントリー時に「損切りライン」を決めておく(例:−30pips)
- 利益目標と損失許容ラインの比率を「利大損小」に保つ(例:+60pips/−30pips)
- 損切りを“悪いこと”ではなく“リスク管理”と捉える
原因③:レバレッジが高すぎる
少ない資金で大きな金額を動かせる「レバレッジ」。
魅力的ですが、これを高くしすぎるとほんのわずかな値動きで資金を失います。
特に初心者が25倍フルレバレッジで取引するのは、ほぼギャンブルです。
高レバレッジはハイリスク・ハイリターン。
初心者がフルレバで挑むのは危険です。
対策
- 初心者は2〜5倍程度の低レバレッジから始める。
- 「1回のトレードで資金の2%まで損してもOK」というルールでリスク管理する。
原因④:勘・相場観に頼っている
再現性のないトレードは勝ち続けることが不可能。
「前はここから上がったから、今回も…」
「なんか下がりそうな気がする」
このような感覚頼みのトレードは、再現性がないため勝ち続けることはできません。
対策
- テクニカル指標(移動平均線、RSI、MACDなど)を活用する
- 「根拠のない取引はしない」ルールを徹底
原因⑤:振り返りや検証をしていない
負けた理由を振り返らず、ただ「運が悪かった」と終わらせると、同じ失敗を繰り返します。
勝っているトレーダーは、負けた時こそしっかり検証し、次につなげています。
トレードの記録を残さないと、反省・改善ができません。
対策
- トレード記録をつける(エントリー理由・感情・結果など)
- 週ごと・月ごとに「何が良かったか/悪かったか」を振り返る
- 手法やルールの改善ポイントを発見する
FXで勝つために必要なのは「技術」より「管理」
FXで勝てないと悩む人の多くは、「テクニカル分析の知識が足りない」と思いがちです。
しかし実際には、「メンタル・資金・感情のコントロール」こそが重要です。
以下のような考え方ができれば、勝てるトレーダーに近づきます:
-
勝率よりもトータルの損益を見る(1勝9敗でも利益が出る手法もある)
-
感情を切り離した「機械的な取引」を目指す
-
自分のミスから学び、少しずつ改善する
初心者が実践すべき改善ステップ
- 通貨ペアと時間足を固定
- 過去チャートで手法を検証
- デモ→少額リアルの順に進める
- ルールを守れたか日々確認
まとめ
FXで勝てないのは才能ではなく、考え方や習慣の問題です。
誰もが通る道であり、そこで何を学び、どう変えるかがすべてです。
今日紹介した5つの原因と対策を一つずつ意識することで、「負けないトレード」に一歩近づけるはずです。
もう一度振り返りましょう:
-
感情で動かない
-
損切りは必ず設定
-
レバレッジを抑える
-
勘に頼らない
-
振り返りを習慣に
これらを一つずつ実践していけば、必ず“負けグセ”から抜け出せます。
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