2017.04.27

マリンメッセ福岡、振替公演2日目です。

本日は晴れのち曇り、という感じですね。
田家さんのブログにもあるように、会場の裏は海。お散歩するのにちょうどよく、心地いいです。



先ほど、浜田さんが会場入りしました。
入り待ちされていた皆さんと記念にパチリ。


そして、浜田さんから写真が届きました。「Shogoraph(ショーゴラフ)」ツアー版です。



リハーサルの前に客席から撮影した写真です。

「1枚目は、1番高い客席からステージを撮ったもの。
2枚目は、ステージサイドから撮ったもの。
マリンメッセ福岡の遠いお客さんの席からどのようにステージが見えるのか
確認をした際に撮りました。 」

とのことです。

いよいよツアーファイナル、始まります!
FCスタッフ

2017.04.27

最終日、です。ツアー・ファイナル、そして、あれからずっとお待ちだった方達の約束の日――。
でも、会場は静かです。静謐、という感じ。これから始まろうとしているドラマの欠片も予感もない。特別な何かは全く感じさせません。そういうものなんでしょうね。嵐が待っているわけじゃないですけど、歓喜の前の静けさ。まだ浜田さんはもちろん、メンバーも揃ってません。ステージでは、テクニシャンのチームとPAチームがサウンドチェックを行ってます。モニター・エンジニアの高坂さんがドラムを叩いたりしてました。今、楽屋にはオーケストラのオープニングが聴こえてます。
広島から四ヶ月、セットは倉庫に保管されていたそうです。でも、広島のまんまではないんですよ。照明とかPAとか新しい器材が取り入れられたりしてるんですよ。チャリティーと延期分の4本でありながら、去年と同じではない。それも、スタッフのプライドでしょう。折角やるのだから、もっと良い物を見てもらいたい。穏やかな時間ですけど、全員、やるべきことをやっている。これがツアーのプロ、ということなんでしょう。
福岡、お天気は昨日よりも少し回復してます。
マリンメッセの裏は海です。
これから連休。旅支度の方もちらほら見受けます。
今、マリンメッセに向かって移動中という方もおいででしょう。気を付けてお越し下さい。気がせいて階段を踏み外したりしないようにして下さい。笑い事ではない年齢でしょうから。
昨日の浜田さんのMCじゃありませんが、これから先の人生が未来永劫続くと思えなくなっているからこその今の確かめ方。今、ここにいること、今、ここで生きていること、今、ここで音楽とともにあること――。
そんなことを刻みつける。
そんな日、そんな時間になることを願いつつ。
まもなく浜田さんが入ります。
田家秀樹

2017.04.26

一日目、今、終わりました。
もうそろそろ10時。終わったのも少し前ですから、いつもより少し長かった、という感じでしょうか。MCも長めでしたからね。延期分のお詫びという感じもしました。
良い終わり方でしたねえ。万感の想い。終わってからも帰れない。BGMの間もずっと拍手が鳴っている。アンコールを求めるというような、何かを要求する感じでもない。自然と拍手が出てしまう。立ち去り難い気持ちが、他に表しようがなくて拍手になっている。最後の大合唱もそういう感じでした。熱いとか、盛り上がったとか、そういう単純な言葉では表しようがないじんわりした終わり方。優しくて暖かい、包み込まれるような余韻に溢れてました。
そうなんですよねえ、と思ったのは、最後の挨拶でした。延期になったのが平日だったために700名くらいの方が来られなかった。でも、このマリンメッセは人気のある会場のために、土日を探していると3年も4年も先になってしまう。止むをえず平日にせざるをえなかったにもかかわらず1万人以上の方が足を運んでくださった。そんな話をする中で、あれから「5ヶ月」という風にきちんと伝えていました。
そういうデリカシーですよねえ。今日、僕は「4ヶ月あまり」という風に書いてしまいましたけど、ふっと年内最終日の広島から数えてる自分がいたんですね。ハッと思わせられました。そういう気遣い。自分が恥ずかしくなる。どっかで延期分ということをおろそかにしてしまっている。それだけ長い間待たれていた。それが、コンサート全編に溢れてました。当たり前ですけど、待たれていた方にとってはファイナルではなくて、延期分、なんですもんね。僕の方のお詫びです。
その割に、です。それにしては、です。昨日の「After Show」にもありましたけど、セットリストをご覧にならなかった方が沢山いらっしゃるんだなあ、というのも実感でした。曲が始まった時のどよめきとか、拍手とか、この曲か、という感じで一緒に歌っている空気とか、新鮮でした。それこそ5ヶ月間、そういう状態で過ごされていたんですよね。それが表れてました。
 
マリンメッセならではのコンサートだったなあ、という感じです。アリーナが広く感じるんですね。どっしりして大きい。音が床を伝わってくる。それが土台になって聞こえる。懐の深さ、思いのたけ、色んな感情を受け止めてくれる演奏に聞こえる。演奏のメリハリ。曲によって表現される感情の豊かさ。そういうことも含めて気持ちいいコンサートでした。
初期の頃の曲を聴いていて思ったことがありました。若々しいロックンロール。スピード感のあるロック。なつかしい、という感じじゃない。蘇る、というんでもない。でも、自分の中の何かが動いている。浜田さんが「歌の中の主人公は今の年齢から遙か遠いかもしれません」という言い方をしてました。そう、確かに遠いかもしれない。かもしれません、じゃなくて、僕なんかは、遙か彼方、背中も見えません。でも、自分の中にその頃の自分はいるんですよね。記憶、というほど具体的ではない。でも、それが蘇る。活性化する。細胞なのかなあと思ったりもしました。元気になるというのは、そういうことなんでしょうか。
何だか、理屈っぽいですね。そういう話を書こうとしたんではないんです。でも、1万人の方の中の忘れかけていた感情が突き動かされたんでしょうね。そういうコンサートでした。
そう、一つ、触れなければいけないこともありますね。途中でちょっぴ空気が変わりました。今、このバンドで60年代のR&Bをアレンジしたレコーディングをやっているという話をしてからでした。
4月30日がお父様の命日。87年になくなって30年。70才になる2ヶ月前だったそうです。そして、今、自分が64才。後、4,5年で70才。どう考えてもあと少し。「これからは、人が自分に期待することをやるのではなく、好きなことをやっていきたい」「責任とか、立派な人と言われたりとか、いい人じゃなきゃいけない、というのは辞めようと思う」という話をしたんですね。
週刊誌風に書けば、「衝撃の”これからは好きなことやる”宣言」ということになるでしょうか。その時は、客席から、何の話を、という空気が一瞬生まれましたけど、それも「初恋は、音楽ですし、音楽だけは続けてゆくんで最後までお付き合いを」という言葉で事なきを得てました。事なき、は変か。本編の最後も「ON THE ROADはまだまだ続いてゆきます。これからも一緒に踊ってくれることを」と結ばれてました。
そういう気分でもあるんでしょうね。延期分が終わるまでは自分の自由にならないことも多かったんでしょうし。チャリティーも終わって、ファイナルも見えた。好きな洋楽のレコーディングも待っている。中には、そういうアルバムに対して好意的じゃないメディアもあるかもしれません。もうそんなことは関係なく好きなことをやる、という発言だったんだろうなあ、と推測してました。
その辺の真意はファンクラブの会報のインタビューで話されるのではないでしょうか。
泣いても笑っても後一日です。
泣いても笑ってもいいんです。
泣くことも自由、笑うことも自由。
泣きたければ泣けばいい、笑いたくなったら心から笑う。そんなツアーでした。そんなコンサートばかりでした。そして、後、一日です。明日だけです。
思い残すことなく、と書きました。
思い残すことがなくなることなんてないんだと思います。でも、そんなことを考えないで済む時間はあります。
後一日。楽しみましょう。
田家秀樹

2017.04.26

リハーサル終わりました。
簡潔、というと変ですが、予定時間よりも早かったです。順調、というのも違いますね。手際が良い。何をやらなければいけないか全員が了解している。それでいて微笑ましい。そんな時間でした。
浜田さんは予定の時間の前に客席を発声練習しながら回ってました。ステージにメンバーが揃ったのを見計らったように正面から上がってミュージシャンと握手をしたりスタッフとグータッチして、マイクの前に向かいました。
微笑ましい、というのは、思いがけないハプニングがあったんですよ。冒頭で舞台監督の岩浅さんがこんな話をしました。
「会場内に雀が迷い込んでまして、リハーサル中に皆さんのところに現れても驚かれないようにしてください」。
リハーサルと雀。思いがけない組み合わせでしょう。でも、ちょっと和んだ、という程度ですけど、浜田さんと町支さんが”雀がちょこちょこ、かくれんぼ”とか”電線に雀が三羽”とか口ずさんだり、雀のような格好をして歌っていた中嶋ユキノさんが、その歌を知らないということでいじられたり、というシーンがありました。
そんなやりとりがあってから浜田さんの「延期してしまった福岡二日間、気合いを入れてやってみたいと思います」という挨拶でリハーサルの一曲目が始まりました。
で、終わる頃にほんとに雀が現れたんです。
浜田さんの足下の方に、ほんとにちょこちょこ。僕は客席にいたんで見えませんでしたけど、町支さんは「すごいタイミングで出るねえ」と笑ってました。
忙中閑あり、というと変ですけど、寛いだ瞬間でありました。その雀は、朝、器材を搬入している時に、搬入口から紛れ込んでしまったようです。まだ会場内にいるんでしょうから、ひょっとしたらライブ中に登場するかもしれません。その時は拍手で迎えましょうか。却って驚くかもしれませんが。
と書いたところで、連絡が来ました。
雀は、無事に捕獲されて、外に解放されたそうです。
演奏中に照明を横切ったりすることはなくなりました。そんなことがあった、ということで。
ともあれ、今日と明日です。
浜田さんはリハーサルの最後の曲の演奏を聴きながら頭を垂れてしばらく黙祷をしているようにも見えました。顔を上げた彼は一言「よろしくお願いします」と力強く言ってリハーサルが終わりました。
今日も良いコンサートになりそうです。
今更、言われるまでもないでしょうが、思い残すことのない夜を。お互いに、です。
田家秀樹

2017.04.26

福岡ですよ。この日が来ましたよ。とうとう、でしょうか。やっと、でしょうか。ついに、でしょうか。
それぞれに感じ方が違うんでしょうね。あれから4ヶ月あまり。ずいぶん先だなあと思った時もありましたけど、来てみれば、もう来てしまったという感じもします。こんな風に時の流れを感じるという例もそんなに多くないかもしれません。
11月、まだ冬の始まる前でしたね。
それから冬が来て春が終わろうとしていて、もうすぐ初夏です。若かった頃には感じなかった季節の変わり方に対しての感慨もおありでしょう。「After Show」を拝見していても、4ヶ月という間に様々な悲喜こもごもがあるんだなあとしみじみしてしまいます。
福岡、雨です。昨日はコートや上衣が要らないくらいだったんですが、今日はパーカーくらいはあった方がという感じです。でも、コンサートが始まってしまえば、そんなものは不要でしょうけど。心の上衣も要りません。
雨の中、傘を差しての入り待ちの方がたくさんいらっしゃいました。お風邪など召しませんように。
さっき、浜田さんが入りました。
楽屋に入る時に、廊下に迎えたスタッフの方を振り返って「元気です」と笑顔で言ってました。みんな先週の熱演を覚えてますからね。体調を心配してるだろうな、と思ったんでしょう。「元気です」、ということでした。
リハーサルにはもう少し時間があります。
メンバーは軽い腹ごしらえ。つかのまの静けさという感じです。
ファイナル二日間。いよいよです。
田家秀樹