FXの自動売買(EA:Expert Advisor)を安定して運用するために、「VPS(Virtual Private Server)」を利用するトレーダーが多くいます。
VPS(仮想専用サーバー)とは、インターネット上にある常時稼働している仮想のパソコンのようなもので、FXの自動売買プログラム(EA)を設置して24時間稼働させることができます。
これから、FX自動売買専用VPSの目的からメリット・デメリットを詳しく解説します。
シンクラウドデスクトップ for FX
VPSを利用する目的
VPSを利用する目的について。
EAを24時間安定して稼働させる
自宅PCではなく、常時オンラインのサーバー上でMT4/MT5(取引プラットフォーム)を稼働させるため、取引の中断を防げます。
通信の安定性と低遅延を確保する
海外FX業者や国内証券会社のサーバーに近いロケーションのVPSを使うことで、注文処理のタイムラグを最小限に抑えます。
電源や回線トラブルを回避
停電・Wi-Fi切断・Windowsアップデートなど、自宅環境の不安定要素による取引中断を防げます。
FX専用VPSの主なメリット
FX専用VPSの主なメリットについて。
24時間自動売買を安定稼働できる
VPSは常時稼働し続けるため、パソコンをつけっぱなしにする必要がありません。
夜間の取引や急な相場変動への対応が可能。
通信速度と安定性が高い
FX会社のサーバーに近いロケーション(例:ロンドン・ニューヨーク)に設置可能。
PCや回線トラブルの影響を受けない
家庭用PCの電源切れや再起動の影響なし。
自宅が停電しても、VPS上のEAは止まらない。
複数のEAを同時運用できる
高スペックのVPSなら、複数のMT4/MT5やEAを並行稼働できます。
スマホや他のPCからも遠隔アクセス可能
自宅にいなくても、スマホやノートPCからVPSにリモート接続して稼働状況をチェック・変更できます。
シンクラウドデスクトップ for FX
FX専用VPSの主なデメリット
FX専用VPSの主なデメリットについて。
コストがかかる
VPSは有料(月額1,000〜3,000円程度が相場)で、無料で提供されるものもあるがスペックに制限あり。
初期設定がやや難しい
VPSの初期設定(Windowsサーバーへの接続、MT4/MT5のインストール、EAの設定)にはある程度のIT知識が必要。
パソコンが苦手な人は、慣れるまで時間がかかる可能性あり。
スペックに依存する
安いプランでは動作が重くなる可能性があり、EAがフリーズ・停止するリスクも。
信頼性のあるVPS業者と適切なスペックの選定が必要。
VPS自体の障害リスク
サーバーダウンやメンテナンスなど、VPS側のトラブルでEAが停止することもゼロではない。
どんな人にVPS利用がおすすめ?
・自動売買を本格運用したい人
・スキャルピングEAを使っている人
・長時間パソコンを使わない人
シンクラウドデスクトップ for FX
圧倒的な性能と安定性!FX自動売買専用VPSシンクラウドデスクトップ for FXに契約して、運用しましたので、特徴について解説します。
シンクラウドデスクトップ for FXの特徴
・他社サービスを圧倒する性能で利益を強力サポート!
・FX自動売買に特化したVPSだから運用に最適!
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初期設定の流れ
アカウント作成・プラン選択
プランは、EAの数やMT4の同時起動数に応じて選びましょう。
例:EA1〜2個 → Lite、複数EAやスキャルピング → Standard以上推奨
VPS起動通知メールを確認
IPアドレス、ユーザー名、パスワードが記載されたメールが届きます。
リモートデスクトップ接続
Windowsなら「リモートデスクトップ接続」アプリにIPアドレスを入力。
macOSやスマホの場合も同様に、Microsoft Remote Desktopで接続可能。
MT4/MT5をインストール
ご利用のFX業者からMT4/MT5をダウンロードし、VPS内でインストール。
EAの設置と自動売買のON
MT4にEAを設置し、「ナビゲーター」からチャートに適用。
「自動売買」ボタンがON(顔マークが笑顔)であれば稼働開始!
まとめ
目的
自動売買の安定運用、通信速度の最適化
主なメリット
24時間稼働、回線安定、低遅延、遠隔管理
主なデメリット
コスト、設定の難しさ、スペック制限
おすすめ対象
EAを安定運用したい中・上級者やスキャルパー
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